たそがれ木曾人・道草日記

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zoom RSS 12年の小さな足あと

<<   作成日時 : 2017/07/06 11:45   >>

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 2017年も早いもので半年が過ぎ、梅雨明けが待ち遠しい7月に入ったが、この頃は梅雨前線が日本に停滞して時折南北に移動しながら、全国各地に集中豪雨による浸水被害や土砂災害などを発生させています。
 この度の梅雨前線豪雨や、7月4日に九州北部に上陸した台風3号などにより、土砂災害等に見舞われた地域の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、私事ですが上松町長を退任後早いもので3カ月が過ぎ、先頃の6月定例議会では新たに副町長と教育長の選任議案が承認され、新町長以下三役体制が整った様子でひとまず安心したところです。
 顧みれば、勇退させてもらった私にとっても、3月26日に行われた上松町長選挙において町民の皆さんに賢明な審判をしていただき感謝しています。
 その後、新町長の船出が順調に進むことを願って推移を静かに見守って参りましたが、6月定例議会に臨み施政方針や補正予算の提案など無事に乗り切られた様子で安堵しています。
 しかし、注目された特別職の選任議案の審議に当たっては、思いがけない話も耳にして内心驚いております。
 また、議案審議に当たり採決の際は、地方自治法や議会会議規則等の根拠法令を遵守して、他者の威圧や誤った考え方に左右されないよう自らの判断で粛々と採決に臨んでいただきたいと切望します。
 上松町の公職にある方々は、町民ばかりでなく広く町外の方々にも評価されていることを念頭に未来のまちづくりに邁進していただきたいと存じます

 さて、最近の私の生活は、何よりも公職優先に分刻みのスケジュールが詰まった緊張感のある多忙な公務から解放され、何年間か自分や家族のためにできなかったことを思い出しながら、時々の状況や天候などに合わせて、自分のペースで慌てず一歩一歩山を登るつもりで楽しみながら生活しています。
 また沢山あった公職についても、一つ一つ解任していただき残っていた役職も先月下旬で一応きりがついて、ようやく待ち望んでいた自由人の心境に至り安心しているこの頃であります。
 顧みますれば、浅学非才かつ微力な私が、今まで3期12年間に渡り無事に歩んで来られましたのも、ひとえにご支援賜りました大勢の皆様のお陰様と心より厚く御礼を申し上げる次第であります。
 よって、ここに私の12年間の小さくささやかな足あとを振り返り、思い出に残った出来事を箇条書きしてみましたので、お暇な折にご笑覧いただければ幸甚であります。
 私が上松町長に就任した時期は、前述のように平成の市町村合併が推進された折にも関わらず、当町にあっては町村合併が実現しなかった背景の中で、しかも町内の公共インフラ整備が大詰めを迎えた折に、リーマンショックを始め世界的な不況風が襲い掛かりました。
 更に我が国では、東日本大震災や福島第一原発事故を始め、全国各地で自然災害が多発するとともに、木曽地域においても御嶽山噴火災害など自然災害が多発する混乱期の中で、中山間地域の小さな地方自治体が生き残るために住民各位と共に力を合わせて取り組んできたものであり、実績が伴わなかった点はご容赦賜りたいと存じます。
 私の好きな言葉に「道は自然に法る」(道法自然)があり、また私が迷い悩んだときに「自然は師匠」と自分に言い聞かせて、大好きな木曽の自然に教えを乞うて参りました。
 暦の干支も十二年で一回りしますが、私の町長任期もここで一区切りと思い、すべての皆様に感謝しながら、今後は残された人生を愛する家族と自然と共に「心豊かに 和やかに たおやかに 小欲知足に、明るく」歩んで参りたいと考えております。
 結びに 皆々様に心から厚く敬意と感謝であります。ありがとうございました。
     平成29年7月吉日 田上 正男

1 上松町長一期目に公約に沿って取り組んだ事項
[ソフト事業関係]
 まちづくり協議会の自主的な協議をいただきながら、二次にわたる提言を受け、実現可能なものは実現。第4次上松町総合計画の一部見直しも実施。
 第62回伊勢神宮式年遷宮御神木祭(平成17年6月)
 コミュニティーバス運行事業(平成18年度試行、平成19年度本格実施)
 赤沢自然休養林の森林セラピー基地認定(平成18年4月)とグランドオープン実現。「森林浴発祥の地」「赤沢森林鉄道」に新たなブランドが追加。県立木曽病院の協力により「森のお医者さん」相談所開設。
 県立公園寝覚の床周辺整備検討委員会の設立と協議推進(平成20年度)
 子育て支援のため、出産祝い金制度及びブックスタート事業創設(平成18年度開始)小学6年生以下医療費無料化実施(平成20年度)
 ゴミの分別収集と減量化の実施並びに生ごみ堆肥化事業の普及
 介護保険事業及び介護予防事業などを関係事業者と連携しながら充実。
 敬老会事業の見直しと、地域の自主的な敬老事業の実施
 放課後学童クラブ支援事業及び放課後子ども教室推進事業の充実。
 学校教育におけるパソコンシステム更新及び外国語指導助手招致事業等の継続実施。
 鳥獣害防止対策協議会設立及び有害鳥獣対策事業の拡充。
[ハード事業関係]
 公共下水道事業を計画に沿って実施。倉本簡易水道統合整備事業を完成。水道施設未普及地域(床、荒田、高山、馬留、藤久保、山室ほか)の解消事業。上松簡易水道・荒田浄水施設整備事業着手(平成19年度〜5カ年計画)
 過疎対策、雇用対策、経済活性化のため上松電子株式会社工場拡張計画実現のため上松貯木場用地の確保を実現(平成20年度)。
 小脇住宅団地造成・分譲(9区画)、子育て支援小脇町営住宅建設(3戸;平成19年度)及び単身者用田代町営住宅建設(2棟10戸;平成20年度)
 二つの保育園を統合し、新上松保育園並びに子育て支援センターを整備(平成19年度)
 消防施設整備事業(ポンプ自動車及び可搬ポンプ積載車両購入他)
 木曽広域連合地域高度情報化施設整備事業(光ファイバーケーブル網、CATV、イントラネット施設ほか)の完成(平成20年度)
 県営中山間地域総合整備事業(平成14年度〜)及び中山間地域農業直接支払推進事業の継続実施。
〔その他〕
 行財政改革の計画実施。(ごみ収集及び学校給食調理運搬業務の民間委託、ねざめホテル並びにデイサービスセンターの指定管理者制度導入、二保育園の統合、公共料金の見直し、公共土木工事の見直し、各種補助金並びに事務費削減、特別職及び議会議員の報酬削減、職員数削減、臨時職賃金削減、その他)
 財政状況の改善に努め、実質公債費比率がピークであった平成18年度「17.2」から平成20年度「15.1」まで改善
[国並びに県事業関係]
 国土交通省直轄・砂防事業(滑川砂防及び十王沢砂防)の推進
 国土交通省直轄・国道19号桟改良事業の建設促進
 県道上松御岳線の計画的改良事業の促進
 町内近所・久保寺地区の急傾斜地崩壊防止対策事業の整備促進

2 上松町長二期目に公約に沿って取り組んだ事項
[ソフト事業関係]
 第5次上松町基本計画を策定(平成22年度)し、平成23年度よりスタート
 上松町過疎地域自立促進計画の策定(平成21年度)法律改正により過疎法は平成33年3月31日まで延長(法附則第3条)
 上松町観光協会の赤沢森林鉄道運行事業部門を切り離し、上松観光開発有限会社の観光事業部に移管(平成21年4月)
 出産祝い金支給制度を継続実施(平成18年度〜)
 福祉医療費給付制度の対象範囲の拡大(児童分;平成21年度中学生以下、平成23年度高校生以下)に拡充
 子育て支援対策として、保育料の見直しを行い平均20%の引き下げを実施(平成23年度)
 学校給食に地産地消を取り入れ、米飯給食に地元産コシヒカリ米を導入し、給食費負担補助を実施。(平成22年度)
 上松町商工会プレミアム商品券発行事業実施(平成21年度〜24年度)
 書類保管庫整備に合わせ、町の保管書類の整理とデータベース化を図り、併せて町例規集の内容見直しとデータベース化を実施。(平成22年度〜24年度)
 山間地域の高齢者等の日常生活支援と循環型地域経済構築に資する買い物支援事業を開始(平成25年1月)
 上松町まちづくり基本条例の制定し、まちづくりの基本指針を共有化(平成24年4月)
[ハード事業関係]
 誘致企業である上松電子株式会社の工場拡張計画に伴う、上松駅西土場用地の取得及び代替貯木場用地取得並びに新貯木場整備事業を完了(平成21年7月)
 上松電子株式会社の工場用地取得に係る契約が成立し、同社の工場拡張事業が実施され平成21年9月に竣工。
 赤沢自然休養林・森林セラピー体験舘建設(平成20年度繰越明許)
 島防災コミュニティセンター整備事業が完了(平成21年度末)
 町道桃山線桃山橋梁塗装塗り替え工事を実施(平成21年度)
 きめ細かな臨時交付金を充当し、赤沢森林鉄道機関車の新規購入(平成21年度繰越明許)
 上松町ライスセンター整備事業完成と機械化営農組合機械設備の充実(平成22年3月)
 上松町観光情報センター整備事業完成(平成22年3月)
 上松簡易水道統合整備事業の荒田浄水場建設事業に着手し、平成22年6月に竣工、7月より通水開始。
 水道事業の経営変更認可(平成23年7月14日長野県知事)により、東奥、野尻・徳原、才児、焼笹・幅ノ津、台、高倉の6地区に給水区域を拡大。
 特別養護老人ホーム・グレイスフル上松の整備計画が発表され、駅西土場用地の分筆借用の協議が整い、施設建設事業が完成し平成23年7月より運営が開始。
 県営中山間総合整備事業の第一期事業が平成22年度に完了。
 上松駅ふれあいステージ整備工事及び収納庫整備工事(平成22年度)
 旧日本通運褐囎ィ(見帰地区)を購入し、書類保管倉庫として改修、整備を完了。(平成22年度)
 過疎及び定住対策充実のため、旧小脇県営住宅跡地の宅地造成事業(平成18年度)、定住促進住宅整備(田代(平成20年度)、旭町(平成23年度))
 寝覚・田代県営住宅跡地の宅地造成事業に着手し、8区画の宅地分譲に着手(平成24年度)
 上松町公民館・社会体育館の大規模耐震改修に係る基本構想と基本設計を策定(平成23年度)し、平成24年度〜25年度に工事施工中。
 生活協同組合コープながの「木曽サテライトセンター」設置について、関係地権者と協議が整い、平成24年度中に当町立町地籍に工事着手。平成25年3月末完成。(旧潟Rーケン舎工場跡地)
 県営中山間総合整備事業に着手、未整備地区(小路方地区、野尻・徳原地区)の農業基盤整備を推し進めるための農村生活基盤再生計画策定中である。(平成24年度計画策定、平成26〜30年度実施予定)
[国・県関係事業]
 国土交通省直轄事業として、国道19号桟改良事業に着手し平成25年度中供用開始に向け工事が進捗中。
 国土交通省直轄砂防事業も、滑川砂防事業を中心に展開され今後は本谷沢の遊砂工事業が施工予定。大沢川等も用地調査など具体化に向けて進行中。
 長野県関係は、急傾斜地崩壊対策事業及び県道上松御岳線改良事業等が継続実施中。
 木曽川右岸道路が、平成21年2月12日付け告示により「上松南木曽線」として県道認定。なお、当町の漆脇から登り玉までの開通区間は、平成23年6月30日より県道として供用開始。
〔その他〕
 財政状況の改善に努め、実質公債費比率について平成24年度「10.4」まで改善を実現、借入金残額についてもピーク時の平成21年度89億2,700万円から平成24年度末80億100万円まで減債

3 上松町長三期目に公約に沿って取り組んだ事項
[ハード事業関係]
 平成25年3月12日;コープながの木曽センター企業誘致事業が完成
 平成25年5月;寝覚・田代地区宅地造成工事2,570u、事業費7,450万円で竣工。6区画分譲宅地、2区画町営住宅整備。
 平成25年10月;上松町公民館・社会体育館耐震改修工事完成。平成24年度〜25年度、設計監理費22,300千円、改修工事・備品購入約430,000千円。
 平成26年5月;県立公園寝覚ノ床の浦島堂復元事業完成
 平成27年1月28日;上松町活性化施設・みそ加工センター竣工式(県営中山間総合整備事業、事業費約6,500万円)
 平成27年5月12日;B&G財団海洋センタープール修繕事業助成決定通知書を受領
 平成27年6月6日;上松町寝覚マレットゴルフ場がオープン
 平成27年6月22日;ねざめホテル耐震大規模改修事業竣工式(合計床面積2,103.88u、総事業費2億9,399万円)
 平成28年5月15日;上松町B&G海洋センタープールがリニューアルオープン(総事業費;54,353千円)。オリンピック銀メダリストの中村真衣氏が泳ぎ初め。
 平成28年12月;消防団第2分団の消防ポンプ自動車更新(事業費18,522千円)
 平成29年3月;定住促進住宅栄町ハイツ単身棟完成(1棟3戸、97u、総事業費38,092千円)
 平成29年3月;上松町ひのきの里総合文化センターにエレベーター設置工事完成(平成27〜28年度、総事業費34,556千円)
[ソフト事業関係]
 平成25年6月;町花制定20周年記念事業開催
 平成25年8月;トヨタ自動車株式会社豊田章男社長が町内工場視察の折上松町役場に来訪。
 平成25年8月;木曽谷流域森林整備推進協定書調印式
 平成25年9月;一般社団法人木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブ創立総会
 平成25年11月;上松町買い物支援事業(同年1月開始)移動購買車導入運用開始
 平成26年4月;上松町食生活改善推進協議会発足45周年記念祝賀会
 平成27年8月25日;上松町が「交通死亡事故ゼロ1,000日」を達成、特別表彰受賞式
 平成28年10月19日;海を守る育樹教育事業・上松町植樹祭開催
 平成28年5月16日;豊明市・上松町災害時等相互応援に関する協定書に調印
[国・県関係事業及びその他]
 平成25年4月;滑川砂防施設内に国土交通省防災対策用ヘリポート整備
 平成25年9月;温帯性針葉樹林保護・復元取り組み検討委員会が発足し、委員として参画
 平成25年10月;第62回伊勢神宮式年遷宮(2日内宮の儀、5日下宮の儀)
 平成26年3月29日;国道19号桟改良事業(平成17年5月27日工事着手)竣工、開通式開催
 平成26年8月9日;南上条地区にて住宅火災発生、長屋住宅8世帯が全焼
 平成26年9月27日;木曽御嶽山が噴火、死者58人、行方不明者5人の大災害発生
 平成26年11月8日;相撲の全国学生選手権大会において、上松町出身の大道久司君が初優勝
 平成26年11月22日;第63回全国民俗芸能大会に木曽駒ケ岳神社太々神楽が出演
 平成26年12月;県道上松南木曽線倉本地籍登玉橋完成(竣工)
 平成27年1月;三ツ紐伐り保存会が長野県知事表彰を受賞
 平成27年1月16日;上松町出身大道久司君が大相撲出羽海部屋に入門
 平成27年1月31日;上松電子株式会社において森林鉄道設置記念式典
 平成27年2月9日;阿部長野県知事が上松電子株式会社に来訪
 平成27年3月9日;中部森林管理局木曽森林管理署が上松公務員宿舎着工
 平成27年5月27日;大相撲出羽海部屋・御嶽海が十両昇進決定
 平成27年6月3日;阿部長野県知事が(一社)木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブに来訪
 平成27年10月14日;御嶽海後援会設立総会(塩尻市にて開催)
 平成27年10月26日;御嶽海新入幕の番付発表
 平成28年4月7日;大相撲松本場所開催
 平成28年5月22日;御嶽海が敢闘賞を受賞
 平成28年5月13日;田上上松町長が木曽郡町村会長を拝命
 平成28年6月5日;第67回全国植樹祭が長野県で開催
 平成28年7月31日;長野県消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会(小海町)にポンプ操法の部に第1分団が、ラッパ吹奏の部にラッパ班が出場
 平成28年8月11日;第1回「山の日」記念全国大会記念式典(松本市及び上高地)
 平成28年7月29日;那智勝浦町・上松町災害時等相互応援に関する協定締結式
 平成28年10月31日;御嶽海関の小結昇進が決定
 平成28年10月12日;「上空からの土砂災害危険個所調査」のためヘリコプターに搭乗
 平成29年1月22日;御嶽海関大相撲初場所において技能賞を受賞
 平成28年11月30日;田上正男上松町長が4期目不出馬を表明
 財政状況の改善に努め、実質公債費比率について平成27年度「7.0」まで改善を実現したほか、借入金残額についても平成27年度末73億7,900万円まで減債、また積立金として財政調整基金及び庁舎建設整備基金などの増勢に努め平成27年度末基金残額合計21億4,600万円を積み立て、財政危機と新庁舎建設等に備えた
 平成29年4月4日;田上正男上松町長が任期満了により退任
以上
(参考写真;上松電子株式会社)
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(参考写真;国道19号桟改良事業で供用開始された上松大橋)
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