たそがれ木曾人・道草日記

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zoom RSS 上松町長を任期満了・感謝!

<<   作成日時 : 2017/04/04 20:55   >>

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 春の4月4日は、二十四節季の清明でありこれから日増しに花が咲き誇る楽しみな季節を迎える頃となりました。
 さて私事ですが、本年4月4日の任期満了をもって上松町長を退任させていただきました。
 平成17年4月5日に就任させていただいて以来3期12年間に渡り、本職を務めさせていただきましたことに衷心より厚く御礼を申し上げます。
 思い起こせば、就任直前の平成16年9月には「平成の市町村合併」の賛否を問う住民投票が行われ、住民意思は「自立の道」を選択して町の歴史と文化と意思決定に誇りを抱いて新たなまちづくりがスタートした直後の就任でもあり、その責任の重大さに耐えながら孤軍奮闘の日々が思い出されます。

◎一期目の回想
 思い起こしますと、就任一期目には町政を冷静に進めることと、町の実情を見て課題や方向性を住民と共に見直すことに重点を置いてきました。
 メモリアルな出来事として、第62回伊勢神宮式年遷宮に伴う御神木祭が平成17年6月に盛大に催行されましたが、当町の歴史に残る一大行事に遭遇することができたことは幸運であり感謝の至りでありました。
さらに、国道361号権兵衛トンネルも開通し平成18年2月より供用開始されたことも記憶に残る嬉しい出来事でした。
 また、町のインフラ整備事業が急ピッチで進められていた時期でもあり、公共下水道事業を計画に沿って実施してきたと同時に、倉本簡易水道統合整備事業を平成19年2月に完成することができました。
併せて、上松簡易水道・荒田浄水施設整備事業に平成19年度から5か年計画で着手をしてまいりました。
これらは、すべて平成25年5月の町の大火後に整備をしてきた施設の老朽化に伴う必然の事業として取り組んできたものでした。
 観光振興事業についても、赤沢自然休養林の施設整備などに取り組んで参りましたが、「森林浴発祥の地」の称号に加えて平成18年4月には「森林セラピー基地」に認定され、同休養林のブランド性も高まってきたことは国内を始め諸外国からの誘客にとっても将来に大きな期待ができるものと思います。
 人口減少社会に突入していく中で、子育て支援などの少子化対策にも取り組み、二つの保育園を統合して新上松保育園の整備事業に着手し平成19年度に実現することができました。
 さらに雇用対策や地域経済活性化対策の充実のために、上松電子株式会社工場拡張計画実現のために上松駅西土場用地の確保を実現し、雇用確保と木曽ひのき材等の貯木場を下河原地籍に移転が叶ったことは、町政にとっての最大課題であったにもかかわらず関係者のご理解と英断に恵まれたお陰であったと感謝の気持ちでいっぱいであります。
 心配された町の財政事情も、基礎的財政収支が赤字から黒字へと転換が可能となり、最も厳しい時期から脱することができました。

◎二期目の回想
 二期目に取り組んだ課題については、平成21年度繰越事業として国のきめ細かな臨時交付金を充当して赤沢森林鉄道機関車の新規購入を実現し、観光シーズン中の森林鉄道の平日運行を含めて充実を図ることができました。
 農林業振興についても、平成22年度には上松町ライスセンター整備事業を始め機械化営農組合の機械設備充実を図り、農家の出荷米の品質向上と学校給食に地元産米を提供可能にするなど地産地消の推進を図ることができました。
 県営中山間総合整備事業の計画的な事業推進に協力して、町内各地の農業基盤整備を図り農業の機械化と効率化を進めるとともに、みそ加工センター整備や特産品開発センター設備拡充を図るなど、農産物の地産地消と特産品開発に力を注ぎました。
 雇用対策と高齢者福祉向上のため、特別養護老人ホーム・グレイスフル上松を上松駅西土場跡地に誘致し、平成23年7月より運営開始されたことは幸運でありました。
 更に、生活協同組合コープながの「木曽サテライトセンター」の倉本地区誘致についても、地権者等の格段のご理解を賜り平成25年3月に完成いただき、木曽郡内の配送拠点として運営されるとともに雇用確保や経済発展に寄与されています。
 また、ソフト対策の充実にも力を注ぎ、出産祝い金支給事業は平成18年度実施以来内容を充実したほか、福祉医療給付制度の児童分拡充に努め平成23年度より高校生以下の医療費無料化を実現するとともに、保育料の20%減額を図り、近年は小学校や中学校入学時の就学祝い金を導入するなど、子育て支援施策の充実を図って参りました。

◎三期目の回想
 三期目に取り組んだ課題は、定住対策として町内田代地区の宅地造成工事に着手して約2,570平方メートル内に8区画の宅地を整備し、その内2区画には町営子育て支援住宅を建設したほか残る6区画は分譲宅地としてマイホーム建築者に分譲を実現しました。
 町の社会教育の拠点施設である上松町公民館・社会体育館耐震改修工事には、平成24、25年度に着手し、設計監理費と大規模修繕事業を合わせて約4億5,230万円を投じて利用者の利便性向上を図りました。
 さらにB&G海洋センタープールについても、老朽化が心配された折に当該B&G財団の助成金を受けて大規模改修事業に着手し、平成28年5月にリニューアルオープンを果たすことができましたことは青少年健全育成や海洋スポーツ普及促進に大変有益となりました。
 観光振興策の一環として、ねざめホテル耐震大規模改修事業にも着手し、建物延べ床面積2,103平方メートルの改修事業費約2億9,400万円を投じて平成27年6月22日に竣工を迎えることができました。町の迎賓館として大勢の来訪客のおもてなしに供するよう期待をしています。
 また、国道19号桟改良事業が平成17年5月に工事着手されていましたが、平成26年3月に開通式が行われ供用開始となりました。桟地籍の落石危険個所回避のため防災対策工事として国土交通省により精力的に工事が行われ供用開始となったことは、経済流通の動脈としての機能充実と地域安全対策の向上に多大な効果を果たす国道整備として忘れることのできない出来事でした。
 なお、その他の嬉しい話題は、上松町出身の大相撲出羽海部屋の小結御嶽海関の大活躍であります。
 平成27年2月に角界入りを果たし出羽海部屋に入門して、3月の大阪場所に幕下十枚目で初土俵を踏んで以来、ご承知の通りの大活躍によりスピード出世を果たし同年7月場所では十両優勝、11月場所で新入幕を果たしました。
 その後も実力を発揮し、平成28年5月場所では敢闘賞受賞、11月場所では小結昇進、平成29年1月場所では技能賞を受賞される活躍で、3月場所では東小結に返り咲き9勝6敗と勝ち越して、木曽地域ばかりでなく長野県民に活力を与えていただいているところで、出身地の町長としてこの上ない誇りであり敬意を表するとともに、今後もさらに上位を目指して活躍されることを祈る次第です。

◎結びに
 なお、世界情勢や我が国の経済状況など景気低迷が続いている中で、過疎化による人口減少にも歯止めがかからず住民各位の期待に沿えなかったことは私の力量不足であり、新町政に委ねたいと存じます。
 結びに、12年間に渡り暖かなご指導とご鞭撻を賜りました皆様に衷心より厚く感謝と御礼を申し上げる次第であります。
 かつての修行僧の酒井雄哉阿闍梨様の言葉の中に「往く道は精進にして忍びて終わり悔いなし」と言われたそうですが、私もまったくそのとおりであり感謝のみであります。
誠にありがとうございました。
   平成29年4月4日  田上 正男

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