たそがれ木曾人・道草日記

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zoom RSS 平成27年度決算概要について

<<   作成日時 : 2016/09/21 08:43   >>

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 平成27年度上松町一般会計決算以下六会計の決算認定に関する議案を、9月15日開会の9月定例町議会に提案しましたので、提案の提案説明を下記の通り添付します。参考としていただければ幸いです。

平成27年度上松町一般会計、特別会計決算提案説明
平成28年9月定例議会

認定第1号 平成27年度上松町一般会計決算認定について
認定第2号 平成27年度上松町国民健康保険特別会計決算認定について
認定第3号 平成27年度上松町後期高齢者医療特別会計決算認定について
認定第4号 平成27年度上松町奨学金特別会計決算認定について
認定第5号 平成27年度上松町公共下水道特別会計決算認定について
認定第6号 平成27年度上松町水道事業会計決算認定について

 平成27年度上松町一般会計並びに特別会計四会計を合わせた決算は、歳入総額4,578,090千円、歳出総額4,438,267千円で、歳入・歳出差引総額は139,823千円となった。

T、平成27年度上松町一般会計
 平成27年度上松町一般会計決算は、歳入総額3,721,605千円、歳出総額3,608,989千円で、歳入歳出差引残額は112,616千円という結果となり、歳入の前年度対比は103.0%、歳出が101.8%といずれも前年度を上回った。
 歳入の地方税の内町税総額は、611,395千円(前年度対比98.5%)となった。
 又、歳入の約半数を占める地方交付税も1,907,023千円(前年度対比103.6%)で、65,992千円の増額となった。
主要な財政指標を見ると、財政力指数0.240(前年度0.250)、経常収支比率81.7%(同85.1%)、実質公債費比率7.0%(同8.4%)、将来負担比率30.1%(同72.8%)といずれも厳しい数値を示している。
平成27年度の予算執行は、厳しい財政事情に配慮しつつ財源確保に務め、住民要望等の優先順位等を勘案して行ってきた。
さて、平成27年度一般会計の義務的経費のうち、公債費437,711千円、債務負担償還額30,883千円、それに加えて公共下水道特別会計の公債費139,820千円並びに水道事業会計地方債168,879千円を合わせて、777,293千円の償還金支払いを行ったことになり、三会計を合わせた起債償還の厳しい財政状況が当分の間は続きます。
今後も、住民各位には町の厳しい財政運営に格段のご理解を賜り、人口減少社会における小規模自治体の自立運営にご支援とご協力をいただかなくてはならないと考えるところです。
しかし、我が国の経済対策として推し進めているアベノミクス効果が山間地域の景気回復へと繋がっていない実情は変わらず大変厳しい状況にあります。
また、一昨年に木曽郡内で発生した自然災害が、地域経済に及ぼした影響は計り知れず、更に観光バス事業者に係る法的規制の強化による観光利用者の減少は著しく影響を及ぼしている実態がある。
木曽郡一丸となって復興対策や安全対策並びに正確な情報発信に努めているものの、本年度の観光客数も極めて厳しい状況にあり、災害発生以前の状況に戻るには相当な時間と効果的な施策展開が必要と痛感します。
当町においても、他町村と同様に「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、「上松町地方人口ビジョン」及び「上松町総合戦略」について住民意見等を拝聴しながら策定して参りました。
また、「第5次上松町総合計画」の「後期基本計画」の見直しも行って、これらの計画を基本に据えて今後のまちづくりに取り組み、住民福祉の向上と安全・安心な暮らしの実現に引き続き努めて参る所存です。

(1) 総務課関係
 マイナンバー制度運営に係るソフト・ハード両面の整備に取り組んだ。
 一部地方公共団体の個人情報流出などの不祥事が発覚したことにより、地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業が国の指導により進められている。
 交通安全対策事業では、交通死亡事故ゼロ1,000日表彰を8月25日に受賞。
 防犯対策費では、防犯灯のLED化を推進するため「防犯灯修繕事業補助金制度」を創設し、町内各地区の協力のもとに142基のLED化を図ったほか4基の新設整備を実施。平成28年度も継続実施見込みである。
 非常備消防では、平成28年3月末の団員数は158名(前年同期比△6人)となり、消防団員確保が年々厳しくなっている実情である。しかし、消防の使命感に燃え技能熟達、規律旺盛な士気をもって町民の生命財産を守るために日々精進される団員各位に敬意を表するものです。
 消防施設費では、高山地区防火水槽設置工事を実施した。
 町有財産管理では、ねざめホテル耐震大規模改修事業が平成27年6月に完成し、同ホテル別館新築516.99u、本館エレベーター室32.93u及び本館リニューアルを終えて営業を再開した。
 旧木曽勤労者福祉センターについて、長野県より移管を受けて平成27年4月より町営「上松町ひのきの里総合文化センター」として運営開始した。
 統計調査比では、国勢調査を実施し集計の結果、世帯数1,867世帯(前回調査比△162)、総人口4,673人(同△572)という厳しい結果であった。
 基金残額の主なものは、財政調整基金1,004,448千円、教育施設基金76,470千円、減債基金136,953千円、地域福祉振興基金71,292千円、ねざめホテル施設整備基金17,889千円、赤沢施設整備基金62,570千円、上松町役場庁舎建設整備基金500,380千円、ひのきの里あげまつふるさと基金3,526千円となった。今後も財政事情を勘案しつつ増勢に努めたい。
 まちづくり事業では、「まち・ひと・しごと創生法」に基づく、上松町地方人口ビジョン及び上松町総合戦略を期間内にそれぞれ策定した。
 地域振興の支援をいただくため、地域おこし協力隊員2名を任用して町外の若者の視点による提言などに期待を抱いている。
 町内の空き家調査を木造住宅推進協議会の協力を得て実施したので、今後の空き家対策充実に活用したい。
 観光誘客対策として、インバウンド対策推進に取り組んだが、今後の事業推進に創意工夫を重ねなければならない。
 町税の現年課税分収入済み額は、601,892千円で徴収率は99.03%、過年度分収入済み額は9,503千円で徴収率は24.4%という結果であり、引き続き町税収入確保に努める所存です。
(2)住民福祉課関係
 戸籍住民基本台帳関係では、平成27年度末人口が4,786人(前年度対比△116)、世帯数が2,140世帯(△51)となり人口減少は否めない。
 マイナンバー制度施行に伴う住民基本台帳ネットワーク整備と、マイナンバーカードの適正な交付事務に留意した。
 環境・エネルギー関連事業では、長野県グリーンニューディール基金事業の採択を得て、主要な住民避難場所2か所に太陽光発電LED街路灯15基を設置して緊急時避難路の安全対策向上を図った。
 生活環境関係では、木曽クリーンセンター整備計画樹立への協力、ゴミの分別収集による可燃ごみの減量化、リサイクル化に住民理解促進に努めた。
 老朽化したデイサービスセンターの浴室等改修工事を行った。
 低所得者対策として、国庫補助金を受けて臨時福祉給付金を交付したほか、町単独事業として高齢者冬季生活支援商品券発行事業を行い対象者320人に3,456千円の助成金を給付して生活支援を実施した。
 4月より町営施設「ひのきの里総合文化センター」の運営業務を行い、施設のバリアフリー化のためエレベーター設置のための設計業務委託を行った。
 保健衛生費では、健康増進センタートイレ改修事業を実施し、施設のバリアフリー化と利用者の利便性向上を図った。
 母子保健事業では、出産祝い金事業に加えて商工会と連携して子育て支援商品券給付事業を設立して、子育て世帯の支援充実を図った。
(3)産業観光課関係
 農務費関係では、有害鳥獣被害防止対策事業として防除資材等購入補助を行ったほか、鳥獣害防止対策協議会事業で捕獲檻等の機材購入を行った。
 中山間地域農業直接支払事業等は、町内16集落、160人を対象に生産基盤整備等を実施した。
 優良肉用素牛基金事業は、貸付が13頭6,259千円となっている。
 県営中山間総合整備事業関係では、小水力発電に伴う水路流量調査業務委託、防災行政無線実施設計委託及びひのきの里地区整備事業に係る負担金を支弁した。
 県営中山間総合整備事業・ひのきの里地区整備事業として、すでに計画に盛り込まれた事業について国の予算配分が大幅に縮小されたことにより野尻・徳原遺跡埋蔵文化発掘調査事業等が計画通り進まず今後に大きな課題を残している。
 林業振興費では、森林造成事業で森林造成15.01㏊、森林整備推進協定事業で36.22㏊などを行った。
 有害鳥獣駆除事業は、被害報告に基づいて駆除班の協力を得てニホンザル、イノシシ、ツキノワグマ、ニホンジカ及びハクビシンを始め、その他の有害鳥獣の捕獲を継続実施した。
 森林環境保全整備事業では、分渡沢分収造林11.12ha実施した。
 商工観光費では、国の地域消費喚起スーパープレミアム付き商品券発行事業(平成26年度繰越事業)として、3割プレミアム48,100枚分に12,319千円を投じて発行したほか、町単独分としてプレミアム商品券発行補助(商工会)6,098千円を行った。
 木造住宅新築等補助1件、住宅リフォーム補助14件並びに木曽ひのき材提供事業1件を行った。
 観光客の動向は、一昨年の南木曽町土石流災害及び木曽御嶽山噴火災害等の影響から回復基調にあるものの依然として伸び悩んでおり、赤沢自然休養林が99,300人(前年度対比109.1%)寝覚の床が52,200人(前年度対比36.8%)他で、町全体では158,300人(前年度対比66.3%)と厳しい状況が続いている。
 上松町観光協会補助事業関係では、長野県の元気づくり支援金事業の補助を受けて「元気な木曽を訪ねよう!」「上松町を森あげたい!」などの各種イベントや観光パンフレット作製を行ったほか、地方創生先行型事業の助成を受けて観光宣伝事業及び誘客対策に取り組んだ。
 木曽観光復興対策協議会に参画して、木曽御嶽山噴火災害後の復興対策に郡内町村と連携して復興対策を推し進めた。
 赤沢自然休養林施設整備事業では、森林鉄道・丸山渡停車場へトイレ客車1両を整備し、利用客の衛生環境と利便性向上を図った。(24,527千円)
 (4)建設水道課関係
 道路維持管理用車両として、2トンダンプトラック1台を更新した。
 道路橋梁維持費関係では、町道の修繕工事や防災・安全交付金事業として高倉橋梁補修工事、南股橋・北股橋橋梁補修工事を実施したほか、地区要望などに基づき優先順位を考慮して町道並びに側溝等の修繕工事を行った。
 防災・安全社会資本整備交付金事業として、道路橋定期点検委託業務及び旭橋架け替え工事に伴う橋梁詳細設計を始めとする各種業務委託を行った。
 冬期間の除雪・融雪作業業務等を実施した。
 公営住宅改良費では、老朽化が進んでいる町営住宅の小修繕事業を行った。
 国関連事業では、滑川直轄砂防事業として砂防施設改築事業を計画的に進めていただいている。
 県事業では、県道上松南木曽線(登玉地区)、上松御岳線(高倉橋〜焼笹間)の改築事業並びに急傾斜地崩壊対策事業(小脇、島地区)をそれぞれ実施された。
 国土調査事業では、寝覚見帰1区の事業推進を図った。
 公共土木施設単独災害復旧事業として、平成27年10月1日発災の町道高山線災害応急復旧工事を行った。
(5)教育委員会関係
 小、中学校の学級数及び児童数は、上松小学校が8学級175名、上松中学校が6学級110名となった。
 学校給食事業では、調理、運搬業務委託を継続委託し、米飯給食181回、パン給食21回、麺給食4回それぞれ実施した。
 上松中学校体育館耐震補強事業として、補助金を受け繰越事業として工事を行った。(42,900千円)
 社会教育関係費では、下河原町民運動場管理棟のトイレ浄化槽設置工事を実施したほか、寝覚マレットゴルフ場に東屋設置工事を行った。
 B&G上松町海洋センター修繕工事を、公益財団法人B&G財団の補助金を受けて実施し、老朽化施設のリニューアルオープンを実現することができた。(総事業費;54,353千円)
 総合型地域スポーツクラブ「一般社団法人木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブ」は、町の委託事業として町民のスポーツ振興を図っている。また、当町出身の御嶽海関の応援ツアーやパブリックビューイング等の企画を行うなど地元の応援気運を盛り上げている。
 子育て支援関係では、放課後学童クラブ支援事業(登録者33名)、放課後子ども教室推進事業(登録者90名)、子育て支援センター事業(登録者83名、親子運動や子育て相談、一時保育等)、保育園事業(園児96名)等を行った。
 児童手当・特例給付事業及び子育て世帯臨時特例給付金事業については、対象者の適正把握と給付事業を実施した。

U、平成27年度上松町国民健康保険特別会計
 平成27年度国民健康保険特別会計の歳入決算額は、554,885千円(前年度対比121.4%)、歳出決算額が528,300千円(前年度対比117.8%)で、次年度繰越金が26,585千円となった。
 平成27年度末における被保険者の状況は677世帯、1,019人で、被保険者数が減少傾向にある。
 国民健康保険財政の健全運営や公平課税の観点から、適正な課税と徴収対策にさらに留意が必要である。
 特定健康診査事業では、対象者844人に対し受診者381人で受診率は45.1%であった。特定保健指導事業では、動機づけ支援が36人、積極的支援が9人で合わせて426人が受診されたことになる。今後も受診率向上が課題である。

V、平成27年度上松町後期高齢者医療特別会計
 平成27年度上松町後期高齢者医療特別会計の歳入決算額は、74,023千円、歳出決算額は73,877千円となり、歳入歳出差引残額は146千円となった。
 平成27年度末における被保険者数は1,199人。
 保険料のうち特別徴収者は1,011人、普通徴収者は142人で、収納率は99.92%となった。

W、平成27年度上松町奨学金特別会計
 平成27年度上松町奨学金特別会計の歳入決算額は2,371千円、歳出決算額は2,371千円となり、歳入歳出差引残額は0円となった。
 奨学金の返還者は13人、貸与者は6人となった。

X、平成27年度上松町公共下水道特別会計
 平成27年度上松町公共下水道特別会計の歳入決算額は225,202千円、歳出決算額は224,728千円となり、歳入歳出差引額は474千円となった。
 平成27年度末の整備済面積は165.0㏊で、認可面積174㏊の94.8%となっている。(昨年同様)
 平成27年度の加入戸数は69人で、加入者数は2,512人となり、整備率は74.6%となった。
 平成27年度の工事関係は、駅西地区管梁工事、東里地区宅内ポンプユニット設置工事及び小田野橋右岸踏掛版沈下対策工事が主なものです。
 上松町浄化センター及びマンホールポンプ場長寿命化計画策定に係る調査業務委託により計画策定を行った。
 以上のとおり、平成27年度の各会計決算状況について、新規事業及び主要な継続事業等について述べましたが、詳細は担当課等の説明と別紙主要な施策の成果説明書のとおりであります。

Y 平成27年度上松町水道事業会計
  認定第6号 上松町水道事業会計決算認定について
 (別紙提案説明書より転記)
 平成27年度 上松町水道事業会計決算認定について提案させて頂きます。
本案は、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づいて、平成27年度上松町水道事業会計決算について、監査委員の審査意見を付して認定をお願いするものです。

 「収益的収入及び支出」の決算額は、「収入額 256,100,931円」 に対して、「支出額 234,651,337円」となり、当年度の「純利益は 20,827,674円」となりました。

 一方、「資本的収入及び支出」の決算額は、 「収入額 71,256,000円」に対して、「支出額が 149,951,508円」となり、 資本的収入が資本的支出に対して「78,695,508円」が不足となるため、 「過年度分損益勘定留保資金 49,562,654円」、 「当年度分損益勘定留保資金 29,132,854円」を補填財源として確保させていただきました。

また、起債償還のピークを向かえている状況においては、後年度の負担軽減・平準化を図る必要から、起債事業を抑制したなかで、建設改良費につきましては、「町道池ノ尻上線配水管布設工事」ほか3件の工事を実施させて頂きました。
 「有収量」は、給水人口の減少や、住民の節水への意識、水回り設備の機能向上によって、減少傾向にあります。 前年度と比べ約3%、16,000㎥弱の減少する結果となりました。
  「配水量」におきましては、日常の施設管理や点検業務、また漏水補修、配水管布設工事により、約9%、56,000㎥(1日あたり約160㎥)の減少する結果となりました。
 この有収量と配水量の結果、「有収率」は83.2%、前年度と比べ5%の向上となりました。

 漏水につきましては、いつまた新たな箇所が発生するか、予測することが難しいものですが、日々有収率の向上に向け、努めていきたいと考えます。

 今後も、良質で安全・安心な飲料水の安定供給に努めると共に、更なる経費削減と、効率的な事業運営に取り組んで参りたいと考えております。
 ご審議のほど、宜しくお願い致します。

結びに
 この度の決算監査にあたり、水野代表監査委員、木内監査委員におかれましては、上松町公営企業会計決算審査については6月29日から同月30日まで、また一般会計並びに特別会計決算及び各基金の運用状況の審査に当たっては8月8日から9月6日までの間、詳細に監査とご指導を賜り心より感謝と御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

 以上で、平成27年度上松町一般会計、特別会計四会計並びに水道事業会計を合わせた決算の概要説明とさせていただき、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げて提案説明とさせていただく次第であります。

  平成27年9月15日
     上松町長 田上正男


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