たそがれ木曾人・道草日記

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zoom RSS 滑川砂防ダムで町が守られた

<<   作成日時 : 2016/09/07 22:14   >>

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 上松町の東側に当たる中央アルプス木曽駒ケ岳より流れ下る一級河川の滑川がある。
この河川は、古くから暴れ川として知られ、集中豪雨のたびに土石流が発生し下流域の集落や公共施設等はたびたび災害に泣かされてきた。
 そのため1978年より国土交通省多治見砂防国道事務所により直轄砂防事業が行われてきており、滑川流域には土石流を想定しながら最も効果的な場所に砂防ダム等の施設を構築することによって、その土石流を捕捉し巨大な破壊力を抑制して下流域を災害から守るために数多くの砂防施設を設置していただいている。
(写真;滑川第一砂防ダム周辺風景)
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 実は本年8月2日午後にも、2時間に約60ミリ近くの集中豪雨に見舞われ15時30分頃に土石流が発生して、その土石流を滑川第一砂防ダムで捕捉できたため下流域への影響は免れたとの連絡が、多治見砂防国道事務所より入り「またもや町は救われた!」と胸をなでおろした事実があった。
 先ごろの報告によると、滑川上流域の北股沢に設置されていたワイヤーセンサー(22か所)のうち3か所の切断情報が、同日15時27分から30分にかけて入電した様子で、付近に設置されている監視カメラの映像でも土石流の発生が確認された模様であった。
 しかし、さらに下流に設置している監視カメラや現地確認を行ったところ、下流域への被害が発生していないことを確認していただいた旨の連絡を町側も承りひとまず安どした次第である。
 同事務所では、8月3日、4日に現地調査を行った結果、砂防施設への被害もなく、渓流は概ね平常の状態であることを確認した模様であり、今回の洪水で流出した土石流は約13,000㎥と判断したとの報告を受け、この度も堅剛な砂防施設に下流の町を守っていただいたことに地域を代表して心より感謝と御礼を申し上げます。
 滑川流域は、過去にも何度となく土石流が発生している歴史があり、滑川第一砂防堰堤が1989年3月に完成後、1993年7月に発生した土石流により同堰堤に大量の土石流が堆積したほか、1999年6月にも大規模な土石流に見舞われたが、いずれも同砂防堰堤によって大量かつ大変な破壊力を有していたと想像された土石流を捕捉または破壊力を緩和していただいたことにより下流域への大災害を免れた尊い経験をしている。
 なお、先の土石流発生時の映像が、国土交通省多治見砂防国道事務所のホームページ内の「カメラが捉えた土石流」の中に紹介されているので、実際の土石流の映像をご覧いただければ実感していただけるものと思う。
 その時の状況を思うと、これらの砂防施設がなかったと仮定したら下流域の被害状況は恐らく壊滅的な被害を受けるとともに、下流域内を通過する国道19号とJR中央西線は跡形もなく破壊されていたものと想像されるところで、改めて砂防施設の重要性とその役割の大きさを実感した出来事であった。
(写真;中央アルプス木曽駒ケ岳山麓にて町を見守る滑川第一砂防ダムを町内西小川地区より臨む)
※施設規模;高さ22m、長さ300m、体積131,610㎥、計画貯砂量309,000㎥の頼りになる施設である。
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 さて、最近の8月30日以降に発生した台風10号の豪雨により、岩手県内や北海道内の市町村において想像を絶する集中豪雨によって土石流災害が発生し、無念にも多くの住民の皆さんが犠牲となられたほか甚大な被害が発生しました。
 この度の自然災害により尊い命をなくされた御霊のご冥福を祈りますとともに、被災地の皆様方に心よりお見舞いを申し上げる次第であります。
 被災地の復興には大変なご労苦と時間を要することと拝察しますが、希望を見失うことなく必ずや自然豊かな皆様方の郷土が元通りの姿に復興できますように心から応援していますので災害に負けず頑張ってください。
心より祈っています。

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