たそがれ木曾人・道草日記

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zoom RSS 消防団出初式

<<   作成日時 : 2015/01/13 07:01   >>

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 1月11日の日曜日午後には、上松町消防団の出初式が行われ、団員総数164人中120人の団員が出動して厳粛に挙行された。
 当日の天候は、予測に反して大雪注意報が発令されて吹雪の天気となったが、厳しい寒さの中を団員各位がきびきびとした市中行進を行い、本年に臨む消防活動への決意を新たにするとともに町内の無火災・無災害を願いつつ元気な姿を披露していた。
 式典の折に行った訓辞を掲載して報告に代えます。

「平成二十七年上松町消防団出初式・訓辞」
 新年あけましておめでとうございます。
平成二十七年の新春を迎え、歴史と伝統ある上松町消防団の出初の式が、木曽消防協会会長、長野県議会副議長を始めご来賓多数のご列席のもとに盛大に挙行されましたことにつきまして、心から御礼を申し上げます。
 また、本式典において栄えある表彰を受賞されます、受賞者各位のご功績に深甚なる敬意と感謝を表する次第であります。
 さて、昨年は全国各地で自然災害が多発した厳しい1年間となりました。
 木曽地域においても、7月9日の南木曽町梨子沢での土石流災害により前途有望な中学生1名が犠牲となり、9月27日には木曽御嶽山が突如噴火し、登山客57名が犠牲となり、行方不明者6名が発生するという戦後最悪の火山噴火災害が発生しました。
 この他にも、11月22日には長野県北部神城断層地震の発生や、8月20日には広島市での大規模土石流災害が発生するなど、予期せぬ自然災害によって多くの人命が失われました。
 突然の災害や事故により尊い人命を失われた御霊に心よりご冥福を祈ると共に、速やかな復興と安全対策を祈る次第であります。
 上松町消防団におかれましては、尾崎光宏消防団長以下総員164人の新体制により円滑な団運営に尽力いただき、団員諸君の志気も高く日ごろから訓練に励むと共に、地域の予防消防、防災活動に多大なご尽力を賜り心から敬意と感謝を申し上げます。
 昨年は、木曽広域消防管内では13件の火災が発生しました。
 当町においては、8月6日に南上条地区において住宅火災が発生し、焼失面積約1,200平方メートル、7世帯が全焼し、被災者19名、うち負傷者が1名生じる近年には無い大規模な火災となりました。
午後4時20分頃発生した火災は、長屋造りの木造住宅のため延焼も激しく、また水利条件も非常に厳しい場所であり、鎮火は午後9時45分と長時間の火災となりましたが、消防団の懸命の消火活動により、隣接する集会所や林野への延焼を防ぐことができたことは、日ごろの訓練の賜物であり敬意を表する次第であります。
 この火災事故を教訓に、再発防止に一層気を引き締めなければならないと存じます。
 なお、消防団には火災出動以外でも、昨年2月の2週にわたる豪雪時には、除雪が難しいと予測される高齢者宅の除雪と安否確認に協力いただいたほか、3月には行方不明者の捜索にも出動いただきましたが、万難を排して緊急出動いただき、住民の安全・安心な暮らしのためにご尽力いただいたことに重ねて感謝と御礼を申し上げます。
 また恒例行事として、6月29日に木曽町で開催された木曽郡消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会には、ポンプ車操法の部に第3分団が出場し見事優勝を果たしたほか、ラッパ班が僅少の差で準優勝という好成績を挙げました。
 なお、第3分団は7月27日に大町市で開催された長野県大会に出場をされ、木曽郡の代表として訓練の成果を十分に発揮していただきました。
出場選手はもちろん、消防団が一丸となった応援体制と、士気旺盛かつ規律に溢れた訓練に取り組まれた姿勢に、町民を代表して心から敬意と感謝を申し上げます。
 さて当町における消防施設整備事業として、昨年は高倉地区に防火水槽40tの設置を致しました。
今後も消防5カ年計画等に沿って順次整備充実を図ってまいる所存でありますのでご理解とご協力をお願いいたします。
 また消防業務において欠かせない無線通信設備の整備として、木曽広域連合が整備を進めて参りました「消防救急デジタル無線整備」と「高機能消防通信指令台整備事業」が約9億1千万円の費用を投じて完了し、昨年3月より運用を開始しました。
 デジタル化により、火災や救急に係る緊急通報者の位置を把握することが迅速になるなど、緊急出動の時間と精度を高めることができました。しかし、これまで慣れていた火災広報と異なり、団員各位や地域住民の方々にも若干の戸惑いはありますが、最新設備にいち早く慣れていただき、地域住民の安全と安心な暮らしを支えるセーフティーネットの一つとして、十分に機能が発揮でき、初動対応が迅速に実行されることを期待致します。
 なお、こうした近代的な機械力を十分に活用するためにも、団員の基本となる規律訓練やポンプ操法訓練の充実と、日頃からの入念な機械器具点検や情報伝達訓練を励行されて一旦有事に対する万全の備えをお願いする次第であります。
 近年の災害の多様化と、急速に進んだ高齢化社会に伴い、非常災害時における避難困難者の安全確保が最重要課題であり、その対応として速やかな情報収集と伝達、さらには的確な初動体制が重要な鍵ともなりますので、第一線の消防団との連携もより強固にして参ります。
 消防団を取り巻く情勢は、少子化や消防団員の就労の多様化により年々団員数が減少傾向にあるという大きな課題がありますが、町としましても消防団員の確保に向けて様々な対策を講じてまいる所存でありますので、団員各位には自分たちの地域は自分たちで守るという誇りと気概を持って、町民の生命・財産を守るため、木曽広域消防等の関係機関と連携を図りながら、予防消防や防災対策に一層のご理解とご尽力をお願いする次第であります。
 終わりに臨み、本年の当町の無火災・無災害と、上松町消防団の限りない発展、そして団員各位のご健勝とご多幸をお祈り申し上げて訓辞といたします。
   平成二十七年一月十一日  上松町長 

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